空中浮遊雑菌
6月28日 培養開始 300cc フラスコ
ハイポネックス培地 オートクレイブ後 開栓1時間。
最低温度18度 最高温度 37度 室内静置培養
写真 7月6日
イ 1区 空中常在浮遊微生物の落下胞子のコロニーなし。
MOG-A1菌が48時間で培養基の全エリアを占有繁殖。この超スピード活性、繁殖で他の微生物を圧倒し休眠させる。
ロ 2区 MOG-A1菌のコロニーが48時間で培養基の全面を支配した。
対照区 MOG-A1菌なし。 右写真。
考察、
夏の高温期には空中に大量の病害菌が浮遊して、常時、地表、植物の茎葉、果実などに落下している。
右写真参照。このコロニの中に病害菌があれば、作物は病気に罹る!
この空中浮遊病害菌に対して「有機農法」は対策出来なかった。
有機農法の作物の茎葉、地表に常時右写真のような空中常在菌の胞子が落下している!
この胞子発芽を、土壌微生物の活性化で抑止できるのか???
体内免疫を高くすることが出来るのか???
多様な微生物を堆肥を施与して活性化させ、これで病害菌を抑える・・・・成功しなかった。
自然の植物自生地では、MOG-A1菌のような菌が病害菌を休眠、不活性化する生態系免疫システムが構築されている。
菌社会も・・・複雑である。休眠して時期の到来を待つもの。忖度して生き延びようとするもの。
個々の菌の生活が検証されないまま、多様な微生物を活性化させる・・・・病害対策は砂上の楼閣のようなもの。
MOG-A1菌は融雪直後の低温期から他の微生物より早く活性化する。
夏の高温期においても、上の写真のように、高温に負けないで、他の微生物より超速で繁殖する。
細菌の細胞分裂は1時間ごとに・・・1から2、2から4、4から8・・・と増殖するが、
MOG-A1菌の繁殖スピードは、細菌より更に早い。
低温活性、低温、高温下でも超絶スピード増殖。
MOG-A1菌の優れた能力をうまく使用すれば病害菌を休眠させることが出来る。
エリアを支配占有するには・・・
融雪後他の微生物より逸早く(0℃から3℃の低温条件)繁殖できる。
35℃40℃でも繁殖できる。
他のどの微生物、菌よりも速い速度で繁殖できる。
ほとんどの微生物を休眠、不活性化出来る。
(培養基上では、ほとんどの微生物のコロニー阻止円を無に出来る)
多くの植物と共生できる。
こういう能力を具備した菌は、世界で初めてMOG-A1菌を日本再生循環緑化研究所が発見した。
早春。
他の病害菌が動きだない時期にMOG-A1菌の溶液を、土壌、地表、茎葉、果樹では枝、蕾などに散布すれば、
それらのエリアで越冬した病害菌を眠らせたままに出来る。
春から晩秋までの期間MOG-A1菌溶液を7から15日置きに葉面散布すれば、
空中浮遊病害菌を地表で、茎葉の上で・・・果実上で休眠させることが出来る。
これまで、MOG-A1菌のような菌が発見できなかったから、病害菌を「不活性化」出来なかった。
動物の病害菌のほとんどは細菌。ウイルス。
植物の病害菌のほとんどは糸状菌。
植物ワクチンがなかなか作れないのは、動物のように植物には免疫細胞が無いからである。
それでも植物は何億年も生き続けられたのは、MOG-A1菌のような病害菌を休眠、不活性化させられる・・
強力な菌が地表に生息してエリアを支配しているからである。
こういう菌は細菌ではない。
細菌は・・・地表が乾燥すれば・・・直ぐに「休眠」するからである。
50%の湿度では最近は休眠して増殖しない。
納豆菌、放線菌・・・。
圃場でのこれらの菌の生活は・・・・乾燥との戦いで、茎葉の表面では休眠生活である。
多湿の時期は・・・増殖するが・・・・。
有機農法で過大評価する細菌。
使う菌種を間違えている。
有機栽培をやっても・・・問題解決にならない。
土壌の多様な微生物の活性検定では・・・主役が欠落している。この微生物は細菌だからである。
細菌では糸状菌の病害菌を「休眠」「不活性化」出来る能力はない。
殺菌ではなく・・・休眠させる能力。
ロ
イ
日本列島には温度辺変化が大きい・・・春夏秋冬があり、農業はこの環境に合わせて行なわれている。
作物の病害菌の活性、繁殖も、この環境の変化、温度変化に合わせて行われている。
露地圃場におけるMOG-A1菌の活性は、この春夏秋冬のいづれの条件下でも、
他の微生物を休眠、不活性化するかということは、晩春から夏、初秋の病害多発期間の「完全無農薬栽培」にとって、
重要な意味を持っている。
病害菌を含む多様な微生物の活性化は、養分、水分、温度がある条件下で行われる。
この条件下でもMOG-A1菌がエリアの優占支配する「絶対王者菌」なのか。
下記のように試験した。
試験方法
300cc フラスコのハイポネックス培地30ccを注入、オートクレイブ。
対照区 ハイポネックス培地 オートクレイブ後開栓 1時間 5月28日培養開始。
1区 MOG-A1菌胞子懸濁液3cc添加後、開栓して空中浮遊常在菌の落下胞子を採集培養
2区 開栓し上記培養基のフラスコにMOG-A1菌の胞子懸濁液を3cc注入。
培養温度
最低温度 18℃、最高温度37度、 室内静置培養。
試験開始 2018年7月4日
写真撮影 7月6日
suma-to siken 204
高温条件におけるMOG-A1菌による空中浮遊微生物の不活性試験